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新学習指導要領にもとづく英語科教育法学習指導要領の解説書
新学習指導要領に基づくとある通り、1998年(1999年:高校)に改訂された学習指導要領の解説書として使える。

それだけではなく、第二言語と英語習得、英語の4技能、教授法、評価、辞書指導、授業運営など全20章からなる豊富なトピックが魅力的。

2001年の書籍ですので、16章の「マルチメディア機器等の活用」の情報が少し古い印象を受ける。

(その部分に関してはそれほど目立って古いというわけではないので特に気にはならない)

英語の先生や先生を目指している方なら知っていて損のない情報を幅広く扱った書籍。



似たような書籍としてJACET編の『新英語科教育の基礎と実践―授業力のさらなる向上を目指して』

英潮社出版の『新英語科教育の展開 新訂版』などもあるの比較してからの購入をすすめる。



ただ,注視したいのは「学習指導要領」の改訂が間近に迫っているということ。

「学習指導要領」は約10年に1回ごとに改訂され,これまでに5回改訂されている。

前回が1998年だったので,そろそろ改訂の時期を迎えている。

この書籍を買った後すぐに,改訂版が発売するということこともあるので,そこを納得してから購入の検討を。




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恋愛カタログ 18 (マーガレットコミックス (3364))ちょっとこわい
新たなキャラの登場で犯罪的な陰をみせる恋愛カタログ。あの女ちょっとむかついた・・




若者たちに「住まい」を!―格差社会の住宅問題 (岩波ブックレット)居住権運動の源流に
 本書は格差社会に陥った日本の住宅問題について総括的に検討し、その中で住宅へのアクセスから弾かれている若者の状態と、その対策を考察した本です。

 まずは社会的な貧困化のなかで、若者がどのように住宅にアクセスしているのか、年齢階層、所得階層別に統計資料を元に考察します。多くの単身者が親と同居。そうでない単身者は民間賃貸住宅を利用していますが、国際比較で明らかなように、公的住宅へのアクセスはまったくと言っていいほどありません。これは明確に日本の住宅政策の不備であり、「ネットカフェ難民」などの若者住宅問題の元凶です。この日本に特徴的な若者に対する住宅政策の不在を指摘したことが、本書の大きな意義です。

 代替案としてはルームシェアと、民営化に晒されている公団住宅、廃止の危機に晒されている雇用促進住宅の活用が提案されています。ルームシェアは現在、民間賃貸物件を数人で借りて家賃を安くし、セキュリティを向上させ、そして新たなコミュニティを形成するということで大きく注目されています。公営住宅に関しては、ただでさえ貧困な住宅政策の歴史を持つこの国で、その微小な成果までも廃棄してしまうものです。住居を緊急に必要とする若者に提供するのが適当であると考えます。

 住居の保障は憲法25条に規定された「最低限度の生活」に欠かせない、国民の権利です。本書の結びにあるように、住宅の歴史には「居住権運動」とでも呼ぶべき多様な市民の努力と闘いがあり、自然に住宅事情がよくなった国はひとつもないことを考えると、今...


日曜ピアジェ 赤ちゃん学のすすめ (岩波科学ライブラリー)研究室の宣伝本かな
発達心理学に頻出するピアジェのことを知りたくて本書を手に取ったのだが、ちょっと違った。ピアジェをリスペクトするあまりこの題名になったのだろうが、結果としてキャッチ過ぎる。24ヶ月までの赤ちゃんに対する7つの認知心理学的実験、しかも家庭でできる、むしろ家庭から幅広いデータを収集したい、というテーマがわかりやすいようにすれば良いと思う。



学問的には一定条件で一定のリアクションを抽き出す実験が必要だが、家庭で子供の認知発達を知るには柔軟に、表情を読み取りながらやるのがよさそう。実験の数も増やしつつ、そんなこともアドバイスすれば育児書としてのレベルも上がるのではないか。末尾にある「流行りの脳研究本批判」の部分もちゃんと論証してほしいと思うし、薄い本に仕上がっているのは総じて残念。



以前、東大の研究室から実験参加のDMを頂戴し、よくわからないので応募しなかったことがあるが、開先生だったどうかはともかく、こんなことだったのか、とその点は理解できた。




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